The ROOM Tour@NHKホール&仙台サンプラザ

 

東京公演1日目(2019/07/03)と仙台公演(2019/08/04)の2公演が入り混じった超個人的感想を含んだライブレポ。クソほど長ぇぞ!(´ω`)

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まず今回のツアーを甘く見ていたことを深く深く反省してる私。去年の9月にミセス第1章の集大成のようなアンサンブルツアーを成功させた彼らが、アンサンブルツアー以上の驚きを持ったライブをまさかここで持ってくるとは想像もしてなかったな〜。ライブ前は「今までで1番良かったっていう感想あったけどほんとかな〜」とか言ってた私ほんとミセスに殴られろ(^-^)←

会場入ってまず驚いたのは舞台の上に組まれた大掛かりなセット。始まる前は宝塚みたいとか言ってふざけてたけど、これもまぁあながち間違ってはいなかったという……

ステージ上手前方に3人掛けぐらいの大きいソファがあって、2階建てのセットがその後方にあって、階段もベッドもあって…。バンドのライブに来たとは思えないくらいしっかりしたセットが建てられてて、何も言われなければ完全に演劇のセットだったし、多分めちゃくそお金かかってた(そこ)

1.Hug

だんだんと照明が暗くなって舞台の上にある古びた時計のカチ、カチ、という針音だけが場内に響く中、スポットライトに当てられてソファに1人ポツンと座る大森さん。そしてイントロもなくアカペラで始まった 1曲目、Hug。

もうね、圧巻という言葉がこれほどしっくり来ることがあるんだな っていうぐらい、ほんっっっっとうに素晴らしかった(´;ω;`)(´;ω;`)1曲目とは思えないほどの壮大さと繊細さに言葉を失う私。この曲、歌詞は勿論のこと、大森さんの猫撫で声のような優しい歌い方が最高なんだけど、それを生でやってのけてしまう大森元貴本当に凄かった…Cメロのところとか歌い方も仕草も可愛すぎてしんど過ぎて大森さんが女だったら私の中の雄が確実に抱いてた(?)。そのうえ力強く歌うミュージカルのような部分もあって、セットの2階から手を広げて歌ってたときは一瞬アンサンブルツアーの大森グレイテスト元貴を思い出して鳥肌だった( ; ; )もともと曲自体も大好きなので1曲目から泣くかと思ったわ…好き…大好き………

しかもライブの1曲目なのに、ボーカルしか出てこないっていう。最初はそれこそ、聴きながら どういうこと??って戸惑いもあったけど、ライブを最後まで見て納得。ライブを終えてから、Hugを最初に持ってきたことも、大森さんだけだったこともすごくしっくり来たし、最高の演出だったなぁと思いました(*´ェ`*)

あと最高だったことがもう一つ。始まってすぐに大森さんがマイクを持ってないことに気づいて、遂に、遂に彼がヘッドセットマイクという無敵の武器を手に入れたんだって思って心の中でめちゃくちゃガッツポーズした。手の表現力が素晴らしくて大森さん本人も見てほしいって言ってるぐらいだけど、REVERSEでダンスをやってからは、彼にとっては時にハンドマイクを持つことすら表現の枷になってるんじゃないかなぁ、と思うことが今まで度々あって、私はずっとヘッドセット着けてくれないかなって思ってたので、「夢って、願い続ければ叶うんだな」って勝手に感動してた(大袈裟)

東京公演では席が遠すぎて手の表情まで見えなかったんだけど仙台公演ではバッチリ見えて、もう本当に美しくて儚くて最高にエモかったㅠㅠ指先まで神経が研ぎ澄まされていて見ていて息が止まるくらいの素晴らしさでした…大森さんの手だけの写真集とか出ないの??(本気)

Hug歌い終わると、ランタンを持ってまた1階のソファのところに戻ってきた大森さん。ソファの近くのライトの下でレコード取り出してセットして。。。

今回は大掛かりなセットも然り、小道具も多くて大森さんの演技演出が始まると次は何が始まるのかな、とドキドキが止まらなかった(*´ェ`*)

2.キコリ時計

そして他メンバーたちもちゃんと合流して始まった2曲目キコリ時計。この曲って色んなとこでやってるけどアレンジって初めてじゃない??というくらいがっつりアレンジさてた(°▽°) あと東京と仙台でアレンジが若干違ったような気がしたりしたんだよね…いやでも気のせいかも…(弱気)

キコリ時計は個人的にめちゃくそ好きな曲なので始まった瞬間テンションぶち上がりぃ↑↑だったんだけどアレンジが強すぎて最初は「えっ??えっ、えっ??」って全然ノリについていけてなかった^p^www 原曲よりもっと軽い感じというか、アコースティックに近い感じというか、まぁアコースティックではなかったんだけど手拍子もたくさんあって(というか曲中ほとんど手拍子してたな)これから始まるライブの期待がどんどん高まる、そんなアレンジで良かった。スポットライト浴びてた古時計にかけてるのかな?弾むようなテンポが気持ちよかった!あと今までのライブと同じように2番からメンバーそれぞれに絡みに行くもっくんがいつものもっくんで可愛かった〜

3.おもちゃの兵隊

キコリ時計が終わって次の曲のイントロが流れた瞬間ちょっと小さく叫んでしまった私(迷惑)。だってまさかこの曲やるとはさ、思わないじゃん???東京公演で一緒に行った子と「やるかな〜?聴きたいよね〜」って話はしてたんだけど、まさかこんなに早く実現するとは…!ヽ(;▽;)ノこの曲の1番のぶち上げポインツは「口が悪い大森元貴を聞けるところなんだけど、

"馬鹿(ウ ゙ァカ)にはさ、わからないでしょう"

"酷く胸糞が悪(ワリ)ぃんだよ"

ここの大森さんとか大好物だし生で見れる日が来るとか……最高か(ToT)……最高だ……踏んでほしry(

あと間奏部分のギターの\ギュイイーーーン‼︎‼︎/が最ッッッッ高にカッコ良かった!!!いくつものライトが射すようにひろぱだけを照らし出してて、私の心もギュイイーーーンンだった。僕らのギターヒーローカッコ良かった(惚)

4.絶世生物

おもちゃの兵隊が終わったあとセットの後ろにあるスクリーンにグルグルと灰色の渦が映し出されて、シンと張り詰めた空気感の中、大森さんが歌い始めた瞬間に鳥肌が止まらなかった絶世生物。初っ端の声を聞いた時ブワワッて体の奥で眠ってた何かを叩き起こされるような感覚がして、頭が痺れて、曲中ずっーーと祈りのポーズしてた(ガチ)。この曲も始まる直前にやるかな〜っていう話してたんだよね…この歌をあのクオリティで生で歌える大森元貴とんでもないし、この曲で大森さんがマイクもギターも持たなかったことが大正解すぎて祈りのポーズしたまま神に感謝してたアーメン。間奏部分のピアノの音に合わせてエアピアノする大森さんのおててが2階席からでもわかるくらいのエグい形してて、How-toのPVみたいなエロスとグロさが融合したとんでもない形をしてて手フェチの私大歓喜だし、ほんとヘッドセット様様、ありがとうヘッドセットの神よ()。そして何よりも大森さんのとんでもない声量と突き抜けるような歌声が堪能できて、これを聞けただけでいいわと思えるぐらいの感動だった。ナマ絶世生物はやばやばのヤバみでした…映像化しておくれ…頼む(拝)

5.点描の唄

そんな絶世生物の余韻のままに、スポットライトの下で、ピアノをポロンポロンとひとりで奏でる涼ちゃん。いつ聞いても涼ちゃんのピアノは癒されるな〜(*´ェ`*)ってなってたら点描の唄のイントロが始まってびっくり。ロビーに井上苑子ちゃんからのお花があったから「(まさか苑子ちゃんくる…??!)」って一瞬焦ったけど、今回は大森さんのソロバージョン。原曲の苑子ちゃんとのコラボも最高だけど、苑子ちゃんパートを大森さんの歌声で聞けたのは凄く凄く嬉しかった(இɷஇ )…!!てかこれ、1人で歌えるんだね??(ヒトカラで何度も玉砕した人←) メンバーの真ん中でちょこんと椅子に腰掛けて歌うもっくん可愛かったし、女声パートを歌うときの優しい声色がなんとも素敵だった…そして涼ちゃんのピアノがとても良かった(*´ω`*)

6.Coffee

今回もアンサンブルツアーに続いてかなり大掛かりなセットだけど、Coffeeは今回のツアーの舞台セットに似合ってたなぁと思う。カフェの店先で街のBGMを奏でているような、クラシカルで大人な雰囲気。たかしのコントラバスの低音がとても心地よくて、特に2番〜ラスサビまでのベンベベン♩がめっちゃ良かった。全身に響くコントラバスの音が心地よかった。あとギターとかピアノもCD音源とは違ってライブでしか聞けない音がたくさんあって良かったなぁ(*´ー`*)

〜MC〜

大森「シーーッ。……みんな元気??(小声)」

客席\イェーーイ!/

大森「シーッ!(口に人差し指) もう夜だから、夜だからさ。起きちゃうから。静かにね、静かに…。みんな元気?(小声)」

客席\イェーーイ(小声)/

大森「2階席も元気?」

2階席\イェーーイ(小声)/

大森「3階席は元気?」

3階席\イェエエーーイ!!!!(大声)/

大森「Σオォイ!3階やべぇぞ、3階やべぇ奴らいるぞ!!!笑」

客席「wwwww」

大森「ねー。…はい(˙꒳˙) 」〜終〜

 

19曲もやって2時間かからなかった理由は今回のMCの短さだと思うんだけど、東京公演のときは本当にこれだけだった!短い!(笑)

MCしてるときはみんなステージ中央に集まって座っていて、PARTYのMVの時のような演奏隊って感じ。照明も裸電球の灯りがポツポツとついていて、あ〜次はPARTYかな〜?(^.^)って思ってたら全然違った。

7.ノニサクウタ

リズムを刻む大森さんがめためたに可愛すぎたノニサクウタ。綾ちゃんは手で叩いて音を出す楽器(カホン?っていうやつかな?)だったし、ひろぱはバンジョーを弾いてて、アコースティックVer.なノニサクウタはとっても可愛くて、ミセスメンバーが小人に見えた。ステージ上がロードオブザ◯ングのホビット庄だった。ホビット庄行きたい。(何の話や)

この曲は大森さんがいつかのインスタライブで弾き語りをした時があって、そのノニサクウタがかなり好きだったんだけど、今回のアレンジがアコースティックVer.だったからか、とてもそれに近くて聴きながらジーンとしてしまった…アレンジがとても良い…!TTTT

あとノニサクウタのときは他のメンバーのところにもマイクスタンドが用意されてて、サビのところは全員で歌ってて、ホントに可愛すぎた(;д;)(;д;)(;д;)最高だった…ニコニコしながら5人で丸くなって歌うミセスグリーンアップル可愛すぎたTTTT

あと大森さんが客席に手拍子を求めるために短いあんよ( )を一生懸命振り上げて床をドスドスしてリズムとってたのが超絶可愛すぎて曲中に頭抱えてた。なんだあの生き物。わざとなの?それは可愛いと分かっててわざとやってんの???((((^o^))))悶

8.In the Morning

9.どこかで日は昇る

最近(7月頭)はロマンチシズムsgを聞いてばかりいたからかなんだか懐かしくなったこの2曲!何気にこの曲たちもなかなかライブで聞ける機会がなかったから聞けて良かった。とくにITMはライブでいつか聞きたいと思ってた曲だったから嬉しかったな〜。でもこの曲順なかなかシュールだよね、起きたと思ったらすぐ日暮れる(←

どこかで日は昇る が終わるとスクリーンに海の中のような映像が映し出されて、映像に気を取られてる間に、突如、大森さんの澄んだ高音が会場に響き渡ったんだけど、本当にこれがもう素晴らしくて…(´;ω;`)!素晴らしくて…!(2回目) 大森さんの綺麗な声がホールに反響して何重にも重なっていく様に凄く感動したし、ただただ大森さんの歌声に魅了された時間だった……暴力的に美しい歌声に痺れまくった……_(:3 」∠)_ ヒェ…

10.FACTORY

アンサンブルツアーでも披露してたから、正直この選曲は意外だったFACTORY。アンサンブルツアーの時は、カラフルで電子的なイメージが強かったけど、今回はいくつものライトが交差するように客席を照らし出してて、綺麗だったんだけどライトが直撃するたびに目がやられてた(つェ⊂)←

歌い終わるとステージの上にある照明をカチリ、と消してステージ袖にはけていくメンバー。1人ずつゆっくりと照明を消して去っていく演出が少し切なくて、寂しい気持ちになってたけど、これも全部次の曲の前振りとはね、、、

*********

真っ暗になった会場に、また1人現れた大森さん。真っ白なロングカーディガンを羽織ってたんだけど、遠目からみたらホテルによくあるバスローブ( )にしか見えなくてちょっとフリーズした

真夜中のようになんの音もない中で、ゆっくりと階段を上がってベッドにやってきた大森さん。え?何するの???まさか?寝る?寝る?ね…………

寝たーーーーー(^o^)(^o^)!!!

 ベッドサイドの照明をカチリと消して ベッドにコロロンって転がるもっくんが可愛すぎて死ぬし、何なら1回で上手くベッドに乗れなくて「うんしょ、」ってベッドに乗り上がってたのがどちゃくそキュートすぎて笑ってしもた可愛すぎて存在が罪( ˘ω˘ )タイホ

11.新曲

メインボーカルがステージで寝てしまって、自分が何を見にきたのかいよいよ分からなくなってきたとき、聞き覚えのないメロディーに乗せて会場に響いた、聞いたことのない大森さんの声。かなりエフェクトがかかった声で、最初はこれが歌なのかSEなのか判断つかなくて、紫色のおどろおどろしい照明に照らされる大森さんをしばらく見入ってたんだけど、突然むくりと起きて歌い出した大森さんに、あ、これ新曲や…!ってそこで気づいた(^o^)←遅

インスタライブとかでも聞いたことがない新曲だったんだけど歌詞がもうア・プリオリの比じゃないくらいの毒まみれで、『バカね』とか『センスがない』とか『君は何もできない』とさ『調子に乗るな』とかもう色々とヤバい(やばい)。その上、大森さんはベッドから立ち上がって何かに取り憑かれたような動きをして歌っていて、まるで夢遊病のような、そんな感じに見えた。この曲は全体的に少し恐怖みたいなものも感じて、プーさんのハニー◯ントでプーさんが夢の中に迷い込んだところの不気味さによく似てた気がする(伝わらない←)。

夢の世界という設定でこの曲を歌ったんだろうけど、歌詞に大森さんの闇が詰まりまくっていて、だんだん「(あれ?これもしかして私に言ってるのかな)」っていつかの涼ちゃんみたいな気持ちになったw 怖くて毒毒しい曲だったけど、狂気じみた動きでバスローブ(違)着たまま歌う大森さんはSo sexyでした

12.WanteD! WanteD!

13.うブ

新曲が終わって、1階部分にある机に座ったもっくんは机の上に置いてある瓶を取ると、その瓶に入ってた薬のようなもの大量に飲んだんだけど、そのあとにきた曲がこれ。もっくん飲んだクスリ、絶対ヤバいやつやん(確信) 狂ったように踊って歌う大森さんが、クスリキメた人に見えてしまった← まぁでも普通に考えて設定としては睡眠薬とかだろうなたぶん。わてわてからうブは私自身テンションが可笑しなことになってたのであまり覚えてないんだけど、くそ楽しかったという記憶だけは残ってる。破茶滅茶に楽しかったな〜。

あと仙台のWanteD×2で大森さんがひろぱのところ行ってひろぱのギターをいじいじしてお互いに満足そうな顔してたことだけお伝えしますね(^-^)ヴェ(悶死

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個人的な見解になってしまうけど、新曲〜うブまでの3曲は"夢の中"だったんじゃないかなと思う。このあと大森さんはバスローブ( )脱いでたし。

14.僕のこと

インスタライブのようなもっくんの弾き語りから始まった僕のこと。サビになると後ろのモニターにMVのようにカラフルな色が弾けてすごく綺麗だった。あと、大森元貴、めちゃくそ歌うめぇなって思った(再認識

15.Love me Love you

テンションがガラッと変わって始まったラブミ!この曲はアンサンブルツアーのイメージが強くて、それを思い出して更にテンションぶち上がりで最高だった!このあたりから楽器隊もステージの上を自由に動いてくれて楽しかったな\(^o^)/わちゃついてるミセスさんたちの可愛さプライスレス……ずっと一緒に居てくれよな……( ˘ω˘ )

16.ロマンチシズム

今年の3月にあったORANGE RANGEとの対バンで1度だけ生で聞いた以来のロマンチ。その時も思ったけど、この曲はライブで聞くと兎に角めッッッッッちゃ楽しい…!!!(*'▽'*) \にーんげんさっ!!/ってみんなでコール&レスポンスするの楽しすぎ。会場みんなで人間さ!ってコールしてるの、なかなかシュールで面白いけど(*´ω`*)笑 ミセスさん達も楽しくなっちゃったのか、仙台公演のときには髙野さんがひろぱに近づいて行って最終的におでこコッツンしてて死んだヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノヽ(;▽;)ノ可愛すぎやろ殺す気か…!?と思ってたら、その様子を見てひろぱのお尻の後ろでカンチョー待機する大森さんが居たwwwやめいwwww というかたかしとひろぱが仲良くしてると高確率で介入してくる大森さん、絶対妬いてるジャン…(白目)。ひろぱへのカンチョーは未遂で終わってたけど、その後たかしは大森さんにアゴをがっつり掴まれてた^p^p^ww

17.青と夏

最近はこの曲のイントロが流れたときの観客の上がり方がすごいよね〜やっと夏に聞けたことがまず嬉しかったし、やっぱり最高だった。リリースは去年だけど、今までミセスと言えばWanteD!WanteD!っていう感じから徐々に青と夏に変わりつつあるぐらい、ミセスの代表曲になったこの曲。\オイ! オイ!/っていう 煽り?合いの手?も定着してきててすごく楽しかったなぁ( ⁼̴̶̤̀ω⁼̴̶̤́ )でも毎回、最後のサビみんな歌詞間違えずに歌えるかな、って謎の緊張でソワソワしちゃう。←

18.パブリック(The Room Tour Ver.)

今回のツアーでもう一つ衝撃的だったのはこのパブリック。アコースティックともまた違うアレンジで、テンポも原曲と違ってたし、そもそも音がめちゃくそ少ない。もとから楽器隊以外の音を入れてない曲だけど、そこからさらに音が削られていて、バスドラムが心臓に刺さるような大きなリズムを刻んでたのがすごく印象的だった。原曲のようなスピード感はなくて、刻みつけるような歌い方のパブリックは全く別の曲を聞いてるようで…。パブリック大好き芸人の私は正直、原曲のようなアップテンポでロックな方が好みではあるけど、The ROOMというツアーでこのアレンジになったのはすぐ納得できたというか、ストンと落ちた。

ゆっくりと紡がれるパブリックの歌詞はどこか自分を見透かされているようで、聞きながらなんだかすごく苦しくなってしまった…アンサンブルツアーのときは生パブリックを聞けたことがただひたすらに嬉しくて心が踊ってたけど、今回のパブリックは心が揺さぶられてしんどい感じだったな……感情が迷子だった(つェ⊂)

19.How to

モニターに流れる雨の映像とともに雨音のBGMが鳴り始めて、雷の音もゴロゴロ鳴り出して、もしかしてumbrellaくる??ってドキドキしてたんだけど、\オーーオーオーオー…/って始まってびっくり。歌うとは思ってたけどこんなに後半とは思ってなかった。しかもまさかのトリ。意外すぎた…。そして客席のみんなでオーーオーオーって歌ったんだけど、最初は探り探りだった声も、次第にだんだん大きくなっていって、アンサンブルツアーでの「はじまり」のラーラーラ♪コールともまた違った一体感ですごく感動した。

あと、Cメロはどの曲も最高と言われているミセスの曲の中で(※私調べ)How toのCメロは特に素晴らしいんだけど

どうかどうか 忘れないで

ちゃんと好きだったあの子のこと

どうかどうか 腐らないで

あの日の決意を裏切らないで

ここッ…!!!ここの大森さんの歌い方が最高にしんどくて苦しくて叫ぶように歌う姿がもう…!!(TωT)最高おぉぁああううぅ…(嗚咽)

How toをトリに持ってきたことにとても驚いたけど、How toの歌詞で終わることに意味があったんだろうな、と終わってからいろいろ考えて、改めて今回のツアーの演出の素晴らしさに拍手喝采でした(இɷஇ )感涙

 

How toが終わるとステージ中央で深々とお辞儀をするメンバー。お手振りをするでもなく、言葉を発するでもなく、ただ頭を下げて拍手を受けるメンバーたち。そして両サイドから順に舞台袖にハケていって、最後に残った大森さんも1番長いお辞儀を終えたあと、ステージサイドに消えていって…。

このお辞儀をしてるとき、「ああ、これはアンコールは無いな」と気付いた人も多かったんじゃないかな。エンドロールが流れる前にそう思った人は私だけじゃないと思う。アンコールをしないというか、どちらかと言えば "必要ない" という表現のほうが合ってるけど。それぐらい、今回のツアーはおとぎ話の世界に迷い込んだような、The ROOMという1つの物語を見ているようなライブ。これをバンドのライブにカテゴライズしていいのかは、ちょっとまだ良く分からないけど…言葉に表現するのが難しいぐらい、今回のライブはストーリー性があって、引き込まれる素敵なライブだったなぁ。参加できて良かった( ⁼̴̶̤̀ω⁼̴̶̤́ )

 

はい、以上\\٩( 'ω' )و ////

最後までお付き合いいただきありがとうございました◎ まとめるとヘッドセット最高ってことですね。(は←)

次のアリーナツアーもめっちゃ楽しみや!

↓ここからは主観しかない感想と解釈。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のThe ROOMツアーは1人の主人公の日常や感情を追ったストーリー仕立ての構成になっていて、そのお話の主人公を演じてたのが大森さんなのかな、と思った。

Hugのときにステージに出てきたのが大森さんだけだったのも主人公であることを強調するための演出で、前半はとてもエモーショナルな楽曲が続いてたけど、それは主人公の感情的な一面(本質的な部分)で、新曲からうブまでは眠り(夢)の中、そして後半の代表曲メドレーは主人公の人前での一面(周りからのイメージ)、最後の2曲は自分の中の光と闇(表と裏)の部分を抱えて生きていく未来への希望を指してる。

そういう演出なのかな〜と想像して、そして、これって凄く大森さんのことじゃ??ってなって、私の中ではThe ROOM=大森元貴の世界ってことになった(←。

かなり偏った見方だと思うけど…良い意味でも、そしてそうじゃない意味でも凄く大森さんが目立ってたツアーだったのは間違いなくて(ボーカルだからそりゃ目立つんだけどね)、アンサンブルツアーとは全く違った雰囲気のMrs.GREEN APPLEだった。ミセスさんたちどんだけ引き出しあるねん。

大森さんをくそほど贔屓してる人間だからそりゃあもうめちゃくそに楽しくて、脳が痺れて考えることをやめてしまうぐらい最高だったし、いくらでも金は積むから全編DVDに、いやBDに収めてほしい(つェ⊂)たのむよ偉い人たち←