ファンサの恐ろしさを知る

先にお伝えしておくと私は基本的に好きになったグループはメンバー全員を好きになる。でも全員同じくらい好きかと言われると残念ながらそうではなく、所謂"推し"を作るタイプの人間だ。DA PUMPについても例に漏れることなく推しという存在がいる。私の推しは奇跡の若々しさを持つブルー担当YORIさんである。そしてついでに言うとYORIさんと絡むDAICHIさんが可愛いすぎるのでDAICHIさんも一緒に推している。ここで勘違いして欲しくないのは他のメンバーはどうでもいいとか、好きじゃないとかそういうことではないということだ。ほんとに、みんな好き。み〜んな好きだけど塩顔でお笑い好きでもうすぐ40なのに彼氏感満載なYORIさんが私のツボに刺さりまくったというだけである。

さて、今回話したいのは私の推しの話ではなくファンサの恐ろしさについてだ。ファンサは人を変えるぞ、っていうことをお伝えしたいと思う。

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事はDA PUMP2019LIVEツアーFunkyTricyParty浜松公演で起きた。私(と一緒に行った相方)にとっては大事件である。浜松公演はありがたいことに譲っていただいたチケットで参戦できたのだが、なんとその席が10列台前半というステージから近い素晴らしい席だった。ビビるぐらいの近さ。こんな良席を譲ってくれてその上CDまでプレゼントしてくれたあのDPCさんは神様だった。

そしてライブ前半にそれはやってきた。Do it!宙にジャンプのレクチャータイム。ステージ中央からこっち側(下手側)に向かって歩いてくるKENZOさん。そしてステージ両サイドに設置されたドでかいスピーカーを避けてなんとステージサイドの小さいスペースまでやって来てくれた。開始前に「スピーカー邪魔だからこっちまでは来ないよな〜残念だわ〜スピーカーよりこっち側来てくれたらめっちゃ近いのにな〜( ´Д`)y━・~~」とか話してたのでこの時点で「待って??待って??そこ通れるん??エッ??マッッ」って心の声を漏らしながらテンパるオタク(※私)。めっちゃ近い。

メッッッッッッッッッッッッッッチャ近い。

距離にすると5mぐらい?しかも通路側だったので遮るものがなく全身が見える。ニコニコ顔でレクチャーするKENZO先生の全身が見える。死ぬ。しかも生のKENZOさんめっちゃ可愛い。ファンの顔をしっかり見ながら笑顔でレクチャーするし、皆が真似するたびに「d(^_^d)グッ」ってイイネしてくれる。天使か??褒められて伸びるタイプの私はそれはもう踊りまくった。まるでKENZO先生のダンス教室に通ってる従順な生徒のように。恥じらいなんてとっくの昔に捨ててはいたし、あっちからすれば客席なんざ景色の一部でしかないことは百も承知だが、少しでも楽しさが伝わればと思って一生懸命に踊った。そしてすぐに分かったことがある。KENZO先生はおめめがぱちくりまん丸おっきいので「え…?私いまもしかして目合ってる?」って錯覚させる能力がすこぶる高かった(他メンバー比)。目力がすごいという話やレポは読んだことがあるがまさかここまでとは…きゅるきゅるお目目がこっち側見るたびにドキドキが止まらない。これは??恋…?

レクチャータイムは最後にクラップ→ストップ練習をする。その名の通り拍手しながら合図と同時にピタッと止まるという動作だが、止まる時はレクチャーを受けている観客側もピタッと止まらなければならない。従順なオタクなので止まりはするがDA PUMPから目は離さないように気をつけて止まった1回目のストップタイム。KENZOさんはロボットのような格好のまま止まってた。他のメンバーも各々好きな格好で止まっている。私の推しであるDAICHIさんは反対側でニコニコしながら止まってた。DAICHIさんは相変わらずいつ見ても可愛いかった。そしてまた始まるクラップ。KENZO先生もニコニコしながら拍手してる。生で見るDA PUMPはみんな可愛いし格好良かった。とくにKENZO先生は顔が整ってるので実物のイケメン具合がとんでもない。めっちゃ目の保養になるなぁ、カッコいいなぉ、とか思ってたら2回目のストップタイム。ニコニコして拍手してたKENZO先生が急にキリッとして首に手をガッと当ててこちら側にクールな視線を向けたKENZOさん、

f:id:biboroku73:20191115160141p:image※イメージ図(cr.画像内)

マ ジ で 死 ぬ ほ ど カ ッ コ よ か っ た …‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎(悶絶

どちゃくそカッコいい顔でコッチ側の客席を見下ろすKENZOさん(殺傷力100Lv)を目の前にして興奮を抑えきれず思わず「ひぇ〜〜⁉︎(´;ω;`)」って声が出てしまっていたし(←迷惑)、心臓ドストライクで撃ち抜かれてしまって膝から崩れ落ちる寸前だったので動きを止めるとかすっかり忘れて(オイ)、私と同じ状況だった相方と「(え?やばいな??あれ私の知ってるKENZOさん??え??)」って動揺しまくってたらそんな様子を知ってか知らずか視線をこっちに向けたままニヤリと笑ったKENZOさん。待って、ねぇ、待って。キメ顔からのニヒルな笑顔ってなにそれどこのアイドル??全国のKENZOファン、いやDPCに見て欲しかった。私の目に録画機能があったら大きなスクリーンに投影して全DPCさん達とこの時のKENZOさんを分かち合いたい。それぐらい素晴らしかった。ぐぅの音も出ないほどスーパーミラクルかっこいいKENZOさんが目の前にいた。

そしてそれからというものKENZOさんに目が行ってしまうようになってしまって、公演が終わってからも真っ先に出てくる感想は推しのDAICHIさんのことじゃなくKENZOさん事件( )についてだったし(DAICHIさんのこともちゃんと見てたしカッコよかった記憶はある)、テレビ番組とかを見ていても今まで以上にカッコ良く可愛く見えるKENZOさんの姿にドキドキしてしまう。人ってこんなに簡単に変わるのか。時間にしてみれば10秒もない、数秒の出来事。あの一瞬で見る景色がこんなに変わるとは思っても見なかった。

今は最推しのYORIさんがいないという状況もあるしYORIさんが帰ってくればまたYORIさんYORIさん言い始めるんだどうせ、と自分に言い聞かせてはいるものの、原宿某カフェでKENZOさんの写真を引いたときはテンション上がってしまったし、TVでもKENZO先生のレクチャー待ちしてる自分がいる。

ファンサは人を変える、ファンサって怖いぞ。これからツアーに参加する人は心して臨んで欲しい。(誰